なぜ働のか。働くことの意味を探していたときに出会った一冊 『君はなぜ働くのか』

目次

はじめに

激務の中で働いていたら、ふと立ち止まってしまうようになった。
なぜ、こんなに苦しみながら働かなければいけないのか。
何も楽しく感じられないこの仕事に、どう向き合えばいいのか。

この本を手に取ったのは、そんな問いが頭から離れなくなったときだった。
働くことが苦しくて仕方なくて、働く意味そのものを考え直したかった。

なぜこの本を手に取ったのか

当時の自分は、忙しく、責任も増え、それなりに期待もされていたと思う。

でも、仕事量は大量にあり毎日遅くまで残業
家に帰れば短い睡眠をして、また翌日の仕事で疲れがたまる一方。
全く楽しくない、苦しいだけ。

なんでこんな思いで働かなくてはいけないのか、「働く意味」を探したい
そう思って手に取ったのが、この本だった。

一番印象に残った言葉

この本の中で、特に強く心に残っているのは、次の考え方だった。

サラリーマンも、自分を売ってお金を得る商人。
商売相手は会社であり、自分の能力や労働力を売って給料をもらっている。

※これは本文をそのまま引用したものではなく、当時の自分の記憶に残っている表現。

この一文を読んだとき、目からうろこが落ちるような衝撃を受けた。
それまでの自分には、「自分が商人である」という感覚がまったくなかったからだ。

それまでの私は、
「働いているのだから給料をもらえるのは当たり前」
そんな感覚を、どこかで持っていたと思う。
でもこの言葉に触れて、考えがひっくり返った。

給料は、自分が会社のために価値を提供した対価として支払われている。
そう考えると、すべてが腑に落ちた。

自問自答と変化

自問自答が始まった

この言葉をきっかけに、頭の中で問いが回り始めた。
「自分は、社会人として甘えていたんじゃないか」
「サラリーマンとして、どこか子供だったんじゃないか」。

給料をもらえることを、“権利”のように受け取っていなかったか。

そう考えたとき、昇進できない理由にも思い当たった。
会社のために何かをしようという気持ちが、その時の自分には正直なかった。

それでも、すぐに変われたわけじゃない

だからといって、この本を読んだ翌日から、急に前向きに働けるようになったわけではない。

会社のために何かしよう、そう簡単に気持ちを切り替えられなかった。
働くことの苦しさは、しばらく続いた。

でも、一つだけ確かな変化があった。

考え方が違っていたことに、気づけた

自分が給料をもらって働くということについて、
そもそもの考え方が間違っていたことに気づけた。

それだけで、この本に出会った意味は十分だったと思っている。
すぐに答えは出なくても、「考え直す視点」を手に入れられた。

それは、今振り返っても、自分にとって大きな財産だった。

その他、この本で心に残っていること

この本で印象に残っているのは、この考え方だけではない。
読み返すたびに思い出す言葉が、いくつかある。

会社を辞めたくなったとき

仕事がつらくなると、「辞めたほうがいいのでは」と考えてしまうことがある。
本書では、辞めるかどうかは、まず3か月、本気で一生懸命やってから考えればいい
という考え方が示されていた。

当時は、少し厳しい言葉にも感じた。
でもこの考え方は、一生懸命やっていないうちは、仕事の面白さも、向き不向きも分からない。
だから、一旦一生懸命やって確かめよう、もしかしたら天職に出会えるかもというものだ。

天職の考え方

天職は、自分がやりたくて選んだことよりも、人からやらされたことの中で見つかることが多い

という考え方も紹介されている。
この言葉は、「今やっている仕事から逃げてないか?一生懸命やったらないか見つかるかもしれないよ」というメッセージとして、今も心に残っている。

達成感と仕事の楽しさ

チャレンジして、クリアして、達成感や喜びを感じる。
その積み重ねにのめり込めるかどうかで、仕事の楽しさは大きく変わる。

当時は、「楽しい仕事だから頑張れる」そう思っていた。
でも今は、仕事は向き合ったから、少しずつ楽しくなるという順番なんだなと感じている。

おわりに

この本を読んだからといって、すぐに働き方が変わったわけではない。
苦しさが一気に消えたわけでもない。

それでも、自分が給料をもらって働くということへの考え方が、間違っていたかもしれないと気づけたことは、大きな収穫だった。

この本は、働くことの正解を教えてくれるわけではない。
でも、迷ったときに立ち戻れる方向を示してくれた。
だから、この一冊を「仕事と人生の書庫」の最初に置くことにした。

※なお、本文中の書籍の内容は、私の当時の記憶や解釈に基づいています。

書籍について

この本が、当時の自分にとってそうだったように、働くことに迷っている誰かにとって、考えるきっかけになればうれしい。

気になる方は、手に取ってみてほしい。

「君はなぜ働くのか」 /松永茂久 著/フォレスト出版

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この記事を書いた人

私は40代後半の建設業界に従事するサラリーマンです。

今私は激務の部署で仕事しており、マイペースに仕事が出来ず心が折れそうになる中、次々に仕事をこなすプロジェクトマネージャー(PM)に出会いました。そして、このPMから仕事のノウハウを学び、自分なりに仕事と向き合い、人生で最も多くの時間を使う「仕事」を楽しくするためにチャレンジを始めました。

 このブログは、チャレンジの中でPMから学んだことを書き残すとともに、現場で試し、迷い、立ち止まりながら得た気づきを記録していきます。

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