仕事・人生を楽しくするための「考え方」を教えてくれた一冊『考え方』

目次

なぜこの本を手に取ったか

以前、『生き方』を読み、稲盛和夫氏が京セラを創業した偉大な人物であることは知っていた。
そんな折、書店で『考え方』という一冊に出会った。
働くことや生きることの答えを求めていた私は、自然とその本に手を伸ばしていた。

当時の私は、仕事がまったく楽しくなかった。
人生で多くの時間を費やす仕事を、どうにかして楽しく過ごしたい。
そうでないと私の人生は何とつまらないものになってしまう。
私は仕事を楽しくするためのヒントを探していた。

本を開いたとき、最初に目に入った言葉がある。

人生とは素晴らしく希望に満ちているもの。
未来に希望を持って積極的に行動することが、仕事や人生を良くする。

その一文を読んだ瞬間、
自分が探しているものが、この本の中にあるのかもしれないと感じた。

仕事の向き合い方を変える「熱意」という視点

「人生・仕事の結果=考え方 × 熱意 × 能力」

本書の冒頭にあるこの言葉が、強く心に残った。
能力や環境だけではなく、
どのような考え方で、どれだけの熱意を持って取り組むか。
それが人生や仕事の結果を左右するという。

ちょうどその頃、私は仕事を楽しくするためには、
自分の仕事に対する姿勢を変える必要があるのではないかと考えていた。
熱意を持って取り組めば、自然と没頭し、仕事は楽しく感じられるのではないか

だからこの言葉を読んだとき、
自分の考えは間違っていなかったのかもしれない、と静かに心が震えた。

熱意はどこから生まれるのか

しかし、熱意が大切だと分かっても、すぐに湧いてくるものではない。
では、どうすれば熱意は生まれるのだろう。

人から言われた仕事。会社から与えられた仕事。
それらを面倒だと思いながらこなしていても、熱意は生まれない。

仕事の中で見つかる改善点に対しても、
 ・面倒だ
 ・手を付ければ仕事が増える
 ・だから見ないふりをしておこう
こんな風に考えていた。

本書では、このような姿勢を利己的な考え方と表現している。
そしてその考え方は、自分を良くない方向へ導くという。

人から指示された仕事をするだけでなく、
 ・気づいた改善点に自ら取り組んでみる。
 ・面倒な調整にもあえて踏み込んでみる。
こうした行動は自分が選んだ行動、自分が選んだ仕事になるんじゃないか
プライベートでは自分がやりたいと思ってすることは、自然と熱意が沸いてくるもの。
これと同じように、自分が選んだ行動・仕事にも熱意が沸くんじゃないか。

振り返れば、私は仕事に対してチャレンジをしていなかった
会社に愛着を持たず、どこか無機質な感情のまま、ただ与えられた仕事をこなしていた。
でも自分から動くことで達成感が生まれ、仲間との関係が深まり、
仕事の見え方が少し変わる。

そんな変化が起こるのではないかと思わせてくれた一冊だった。

そのほか、この本で心に残っていること

考え方ひとつで人生の結果は変わる

苦しい状況に直面したとき、プラスに受け止めるか、マイナスに受け止めるかで、
見える景色は変わる。

当時の私は激務に疲れ、なぜ自分はこんな職場で働かなければならないのかと考えていた。
気づけば、生活のすべてが楽しくなくなっていた。
腐っていた。

それでも腐らず努力を続けていれば、
将来の自分を成長させる機会に変えることができたのではないか。

本書は、そんな自分が置かれた状況への「考え方」の大切さに気づかせてくれた

人生を楽しくするために考え方を磨く

たった一度の人生を楽しいものにしたいなら、自分の考え方を美しく気高いものへと磨いていくこと。

それは、この頃の私に一筋の方向性を示してくれる言葉だったことを覚えている。
 
それは簡単ではない。葛藤もある。苦しさもある。
それでも、人生を楽しくするために、前向きな考え方を選んでいきたいと思った。

粘り強さという生き方

稲盛氏は本当に苦労をされて成功を収めていった方だと本書を読んで知った。
本書には稲盛氏が不屈の精神で乗り越えてきた粘り強さが記されていた

本書に書かれている粘り強さは、まさに一緒に働いているPMの姿勢と被った。
化け物のように難題をクリアしていくPMも、きっと苦労してこの粘り強さを会得したんだろう。

私もなれるだろうか…

終わりに

人生や仕事をすぐに変えることは難しい。
しかし、考え方は自分次第で今日から変えることができる。
自分から一歩踏み出し、熱意を持って向き合うこと。
その積み重ねが、これからの人生を形づくっていくのかもしれない。

この一冊は、
私にその第一歩を踏み出す静かな勇気を与えてくれた。

※なお、本文中の書籍の内容は、私の当時の記憶や解釈に基づいています。

書籍について

人生や仕事の結果は、能力や環境だけで決まるものではない。
どのような考え方を持ち、どれほどの熱意をもって取り組むか。
その本質を、静かに、しかし力強く教えてくれる一冊。

気になる方は、手に取ってみてください。

「働き方」/ 稲盛和夫 著/ 大和書房 

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この記事を書いた人

私は40代後半の建設業界に従事するサラリーマンです。

今私は激務の部署で仕事しており、マイペースに仕事が出来ず心が折れそうになる中、次々に仕事をこなすプロジェクトマネージャー(PM)に出会いました。そして、このPMから仕事のノウハウを学び、自分なりに仕事と向き合い、人生で最も多くの時間を使う「仕事」を楽しくするためにチャレンジを始めました。

 このブログは、チャレンジの中でPMから学んだことを書き残すとともに、現場で試し、迷い、立ち止まりながら得た気づきを記録していきます。

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